自分が何々する理由を問いただしてみれば…

BSのテレビ東京「私が日本に住む理由」をよく見ることがある。「外国人から見て、改めて日本の良さを知ることになるのです。」のNARRATIONが流れる。それにならって、自分にいろいろ問うてみる。何故生きるのかと問うても、自分には答えが見つからない。病苦と戦い、克服して何かをしたいとか、この子の為に生きているとか、現段階では、切実な理由がないからである。むしろ、せっかく生きているので何かをしたいのが答えと言えよう。他のことで、考えてみると、どうということなく無駄であったり、改めて、目的意識を自覚出来たり、PLUS面もある。日常の言動を捉えてみても面白い。

例えば、ALCOHOLである。銘酒、美味しい酒があれば呑んでみたいが、いわゆる酒飲みではないし、ほとんど嗜まない。しからば何故呑むか?当然、酒の味と効用がある程度わかるので、たまには美味しく、しかも相性のいい食材があれば、気分次第でALCOHOLの方で寄ってくる。心が閉ざされている時は大いに癒され、ご機嫌の時は、更にMOTIVATIONも上がる。どっちに転んでもOK。何でCAFEに行くか?高校生頃から、唯一、自分が、逃げ込んだり休息出来る場所であったから。それは、今も続いている。又何で今更、noteやBLOGを書くか?あまり自己表現をしてこなかった自分を反省し、自己表現をすることが、生きている証だと実感するから等、きりがない。

今後も自分に問いかけていくことから逃れられないと思う。何故なら、幼少時代から子供の特徴でもある、何で何でと問いかけることがなかった自分への負い目であろうか。いい大人が、自分に問いかけるのも、滑稽かもしれないが、自分にとって答えの出ない道を確認しながら歩くことにもなる。

この記事を書いた人
伊藤武

斎藤清の出生地、会津で斎藤清版画ギャラリー「イトー美術」を運営している、いとたけ こと伊藤武です。
http://itobi.sakura.ne.jp/

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