安眠をはかるには、やはり子守歌か?

13〜14歳頃から、ずっと睡眠負債が続いている。ざっと60年以上悩んでいる。今は、12時前後に床に着くのだが、3〜4回、二時間おき位に起きるのである。当然、その都度、お手洗いには行くことになる。眠れる人は、メリハリをつけて、過ごしているので、休息の時を体が覚えており、ぐっすり寝られるのであろう。今日は今日、明日は明日の風が吹く等と楽天的な人もいる。羨ましい!睡眠に悩んでいない人を見つけると、つい「良い性格ですねー」等と言ってしまう。自分も何度か、寝足りて、朝起きた時、何か希望に満ち、明るい一日が始まったと感じたことがあった。眠れる人は、それが普通で、何と言うこともないのだろうが、眠れない悩みを抱えたまま、世を去ったら更に最悪である。この世を去る時くらい、眠るように死んでいきたいものだ。いろいろ試してはみたが、信じ続けたり、辛抱強く続けられないし、諦めと結論は意外と早いのである。しかし、最近、気になるのが甘酒である。発酵食品でもあり、豆乳と BANANAをPLUSして疲労回復と質の良い睡眠を促したいものだ。長い目で、取り組んでいこうと思っている。

それでもだめだったら、枕の高さと質、寝具、PAJAMAS 等に留意するか、生活のCYCLEを改めるなど課題が多い。しかし最近思わぬ方向から?示唆を得た。子守唄が聞こえてきた。昔から幼児に子守唄は、付きものである。保育所のお昼寝の時間、寝つきの悪い幼児に青山テルマの「ここにいるよ」「そばにいるね」「はなさないでよ」の三部作を聞かせると効果抜群だそうだ。本人はその積もりで、作ったのではないと思うが、何か幼児の聴きやすい音域が続き、優しい調べに、安心して寝られるのかな。大人が聞けば愛の歌にも思えるし、励ましの歌でもある。MY FAVORITE SONGになるかもしれない。早速、試してみた。三部作で15分くらいの曲が、終わるのを確認すると、寝た事にならないが、いつの間にか寝ていることもある。まだ眠りが浅く、何回か起きてしまうのだが、良さそうな気がするので、当分、聴き続けてみる。効果があがったら、それこそ、はしゃいで、喧伝したいものだ。

睡眠不足が解消したら、もっと意欲がでて、世の中が楽しくなるのだと思う。昼行灯ではないが、仕事、生活の切迫感もないせいか、割合、目が血走ることもなく、のんびり過ごしている。残された時間が少ないのに…。かといって、夜、冴え渡る訳もなく、凡凡と過ぎて行くのだ。とにかく、何とか睡眠不足を解消して、頭の中を整理して、忘れもの、落しものを回収し、新しいものも探し当て、別の世界も覗いてみたいものである。

この記事を書いた人
伊藤武

斎藤清の出生地、会津で斎藤清版画ギャラリー「イトー美術」を運営している、いとたけ こと伊藤武です。
http://itobi.sakura.ne.jp/

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