先日、BOXINGの村田諒太がRETURN MATCHで世界MIDDLE級王座に返り咲いた。そのINTERVIEWで所属する帝拳GYM会長とTRAINING PARTNER等の関係者、母校の関係者等の完璧なSUPPORTにより、TITLE奪還が出来たことに対する謝意と喜びを熱く語った。彼の眼には薄っすらと涙が滲んでいた。きっと周囲に対する気配りができ、弱者に対しても温かい心をもった人なのであろう。これまでも、SPORT等で快挙を成し遂げると、一様に周囲のSUPPORTに感謝をするのだが、お決まりのPATTERN化した台詞のようであり、言わされている様に感じるのは、自分だけであろうか。短くも辛い道のりを乗り越えて来た心情を慮ると、久しぶりに熱いものがこみ上げて来た。あの、香川照之でさえ、言葉にならないほど、興奮し、喜びを噛み締めていた。
一般的にSPORT等で何かを成し遂げると、主役だけが脚光を浴びる事が多い。SOCCERでもGOALを決めるには、大概、ASSISTが必要だし、それを成り立たせる為に数々の連携PLAYで支えている。あらゆる面で、SUPPORTする立場にもっとSPOTTOを当てた方が、事の本質も見え、人に対する優しさも生まれてくると思う。
今度のTITLE MAATCHでは、強者を支える人々の姿が見え、弱者さえも炙り出してくれたような気がした。一般社会でも、皆、上を目指し頑張っているが、ある程度成就した時、自分が置かれていた立場を忘れ、奢りがでたり、自分一人が苦労してここまで来たと勘違いし、出来るだけ多くの成果を刈り取る事に余念がない人もいるようだ。ASSISTしてくれる人は、はっきりわかるが、多勢の支えてくれる人の事まで、なかなか思い至らないのが現状である。とにかくSAPPORTとASSISTに感謝する心が躍動していたのが嬉しかった。自戒すると同時に、人に少しでも優しく出来たらいいのだが。
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